SPARK Therapy

スパーク運動療育®

スパーク運動療育とは

発達障害が原因で通級指導を受ける子どもが急増

令和2年度の文部科学省の調査によると、発達障害が原因で通級に在籍する児童生徒数は過去15年間で約12倍に増加したことがわかりました。
主に情緒問題などによって集団生活や学習
活動に困難を抱える子どもたちの増加です。

増加の原因は何でしょうか?

先天的に脳機能の障害を持った子どもが急増したとは考え難いので、社会環境の変化に着目する必要があります。
具体的には、食事・睡眠・運動という基本的な生活習慣の変化や情緒の安定やストレス回復力など養う活動(遊び)の不足などです。
経済合理性を追求した現代社会の在り方が子どもの発達を阻害しているのではないかと私たちは感じています。特に乳幼児期に心身をフルに使って夢中になって遊ぶことを経験していないために、人との関わりに必要な感覚や感情が充分発達しないのではないと考えています。

感覚や感情のリアルな経験が大切

子どもは、子ども同士の自由な遊びを通して体の動かし方、人との関わり方、ものごとの意味を学びます。
つまり、長い人生に必要な「からだ・こころ・あたま」の機能を自ら発達させていくのです。
ところが現代社会には遊びが不足しています。そこで私たちは、発達に遅れや偏りのある子どもたちのために、心身の発達の場である子ども同士の自由な遊びを再現してみました。
これがスパーク運動療育®の原点です。

コンセプトは「共動・共感®」

遊び心に溢れ積極的に体を動かし敏感に反応する子どものような運動療育士®が、近所のお兄さんやお姉さんのように同目線で一緒に心身を動かし、刻々と湧き上がる様々な感覚や感情を適切な言語・非言語で共有し発達を促します。
この関わり方を「共動・共感®」と呼んでいます。

スパーク運動療育®の中で経験した豊かな感覚や感情が子どもたちの記憶として残り、自信となって情緒の安定につながるのです。この非認知能力の向上を「感情発達」と私たちは呼んでいます。
感情が発達すれば、そもそも社会的動物である子どもは行動が社会的になっていきます。

スパーク運動療育®は、名称に「運動」とありますが体操教室ではなく、「からだ・こころ・あたま」の発達を促す総合支援型の療育です。

目標は、令和10年までに、通級に在籍する発達障害児をゼロに!

事業内容の案内

療育事業

落ち着きがない、言葉が遅い、かんしゃくがひどい、こだわりが強いなど発達に遅れや偏りのある児童生徒を対象としたスパーク運動療育®の発達支援教室です。対象年齢は2歳〜8歳。
担当するのは資格認定を受けた感性の豊かな運動療育士®です。

福祉事業:スパーク駒込センター
通所受給者証をお持ちの児童を対象としてスパーク運動療育®を提供します。

詳細はこちらから→

自費事業:スパーク恵比寿センター
通所受給者証をお持ちでない児童を対象としてスパーク運動療育®を提供します。

詳細はこちらから→

研修・認定事業

感情発達を促し人と関わる力を伸ばすスパーク運動療育®を学び、実践してみたいと考えている個人・法人を対象に様々な講座・ワークショップ・資格認定研修を開催しています。

詳細はこちらから→

リモート療育事業

スパーク認定事業所のない地域にお住まいの方を対象として、家庭でできるスパーク運動療育®の動画「おうちでスパーク®」の配信と遠隔相談をセットにしたサービスです。

詳細はこちらから→

よくある質問

スパーク運動療育®は従来の行動レベルの療育とは異なり、感情発達を重視した脳レベルの発達支援なので、
保護者や療育士の方から様々な質問が寄せられます。
ここではよくある質問に対す
る回答を記載しましたが、詳しく知りたい方はぜひスパーク講座を受講してください。

スパーク講座はこちらから→

からだ・こころ・あたまの側面から考えるとわかりやすいと思います。からだの発達は様々な感 覚をつかって体を思い通りに動かせるようになること、こころの発達は状況に応じて自分の感情を 調整して人と上手く関われるようになること、あたまの発達はものごとの意味を理解して役立てる ようになることです。そして、からだ・こころ・あたまの機能は独立しているのではなく、互いに支え 合って発達していきます。
人間はそもそも社会的な動物です。つまり社会的交流を通して健全に生きる動物なのです。実 際に、他人の役に立つと報酬系の神経伝達物質ドーパミンが出ることも知られています。ところが 先天的な脳機能の特性や後天的にできた認知過程が原因で、人との関わりがストレスになる子ど ももいます。人と関わる機会が減れば発達が遅れてしまいます。夢中になって人と楽しく関わる経 験を通じて感情が発達すれば、ストレスからの回復力が高まり、情緒が安定して、ものごとを落ち 着いて考えることが出来るようになります。その結果、行動が社会的になっていくのです。
発達障害は、先天的な脳機能の特性と後天的な生活環境の相互作用によるものだと考えられ ています。近年、発達障害児が増加したのは、診断基準が緩くなったことや社会的認知が高まっ たからだという説もありますが、実際に定型発達児とは異なる反応や行動のために生きづらさを 感じている子どもは明らかに増えています。私たちが懸念しているのは、経済合理性を追求する 大人が先回りして子どもの行動を制限し、子ども同士の自由な遊びを通じたリアルな感覚や感情 の経験が不足して発達が遅れることです。幼児期に感覚や感情の発達が遅れると、他者との関 わりが苦手になり、「からだ・こころ・あたま」の発達が阻害される可能性が高くなるからです。
発達障害児は、自分の感情や考えを上手く表現できない、身体的なアレルギーを持つ、発達が 遅れているために教育的な課題が難し過ぎるなど、日常的に強い不安や慢性的なストレスを持っ ています。この状態に少しでも嫌な刺激が加わるとパニックして、衝動的行動、自傷他害、常同行 動などとして現れます。これがいわゆる「問題行動(2次障害)」ですが、ストレス行動と捉えること ができます。従って問題行動をなくすためには子どものストレス緩和が不可欠で、そのためには周 囲の大人の在り方が重要な役割を担っています。
もし、問題行動が危険を伴うのであればすぐに止める必要があります。しかし、ほとんどの場合 そうではありません。子どもを見る目を変えましょう。その子どもは問題行動をする「困った子」で はなく、あなたに何かを伝えたいけれど上手く表現できなくて「困っている子」なのです。その場 合、真っ先にするべきことは子どもをあるがまま認めることです。認められれば子どものストレスが 和らぎ、落ち着いてやり取りする準備ができるからです。スパーク運動療育®では、問題行動、こだ わり行動、不適切行動などを利用して意表を突く運動や面白い関わりなどの療育に繋げることも 行います。そして、子どもの感情が発達すれば、そのような行動も激減していきます。
情動や行動の自己調整を意味しています。情動(emotion)とは、身体的表出を伴うような一時 的で急激な感情の動きです。情動を自己調整(self-regulate)できると、落ち着いて考えたり行動 できるようになります。しかし、感情の発達が遅れていたり、慢性的で強いストレスがあると、情動 や行動の自己調整が難しくなります。スパークでは、情動、感情、気分など行動の原動力となる 様々な心の動きを「感情」という言葉で表しています。この感情を自分で調整出来るようになれば 行動の社会性が増します。これが自己調整(Self-Regulation)です。
そもそも子どもはどのようにして学び、社会性を習得するかを考えました。子どもは大好きなお 母様やお父様の真似をしながら成長・発達します。従ってスパーク運動療育®では、まず子どもと の人間関係を築きます。その上で大好きな先生に認められながらたくさん体を動かして関わること でストレスが軽減し感情調整ができるようになります。これが感情発達です。その結果、交感神経 優位の「闘争か逃走かモード」ではなく、副交感神経優位の「社会的交流モード」に入り易くなりま す。そのモードのときに適切な行動について話し合えば、社会的動物である子どもは納得して自 ら適切な行動をしてくれるようになります。これが「しつけ」の本質だと思います。
上部へスクロール